初日

2004年6月22日 過去の遠恋
現地時刻19:00過ぎにスカルノ・ハッタ空港に到着。

家を出てから・・・約11時間後にジャカルタに到着。
やっぱ遠いよなぁ、東京(成田)からジャカルタまで5884km
だってさ。

出迎え場所に、のほほんとした顔で待っていてくれた華系くん。
二つある出口の反対側から出てしまったので、顔と顔を合わせての再会
じゃなく、『おーい』と背中を叩いての再会だった。

電話をくれる時と同じで、一方的にしゃべりまくっている。

『疲れた?フライトどうだった?何時間かかった?』

無言でスーツケースを取り上げられ、質問攻めに合いながら車まで移動。
バリでの移動は彼が借りてきたレンタカーだったので、車を初めて見た。
というか、今回何もかもが初めてなのです。

車に乗り込み、ホテルへGO!
のハズだったのが、駐車券をなくしたらしくポケットから財布の中まで
探しまくっている。う〜ん、しょっぱなから華系くんらしい。
結局、チケットは見つからず支払いして空港を離れた。

まず今回、色んな忘れ物をしてきた。一番痛かったのが携帯。
インドネシアでも使えるように、ってわざわざ変えたのに持ってくるの
を忘れた。しかも私は仕事の打ち合わせをここジャカルタでもしなきゃ
ならなかったし、『連絡しますねー』と伝えてあった。

まずは携帯がちゃんと家にあるか自宅に電話する。あったらしい。
『どうなの?』という何て答えていいのか分からない質問を母親にされ
『大丈夫。でも暑い』と返す。心配すんなって。

次に会社に電話をしなきゃいけない。携帯を忘れてきてメモ代わりに
書き込んであった打ち合わせ内容が今は手元にないことを。
日本の時刻はすでに21:30.会社に誰もいない時間。
暗記で思い出す携帯は・・・上司である元彼のみ。元彼に電話して
伝えた。『ごめん!打ち合わせになんないや。』フォローを頼む。

『・・・ex-your BF, right?』

うーん、バレてたか。仕事なんだから許してくれよぉ。

話をしながらジャカルタ市内を走る。思ったより綺麗な街に見えた。
夜の明かりだけなのでハッキリは分からないけど、思っていたよりは
綺麗だと思った。

ロスメンの予約をお願いしてあったのに、予約しててくれたホテルは
ビジネスホテルの1ランク上くらいの、そこそこ綺麗なホテルだった。
ラフな格好に着替えるのに華系くんを部屋の外に追い出し、カーテンを
閉めて着替えよう・・・とカーテンを閉めようと思ったらカーテンレー
ルごと落ちてきた。

着替え終わってから、『大変だよ。カーテンレールが落ちてきた。』と
伝えるとフロントに電話してすぐに小さな工事が始まった。
脚立を持ち込んでの修理。しょっぱなから思いやられる・・・

修理をしてくれている兄ちゃんを気にせず、華系くんにお土産を出す。
一番喜んでくれたのは何の気なしに買ってきた、新型モデルのバイクの
本だった。子供みたいに喜んでいた。

約30分ほどでカーテンレールの修理も終わり、華系くんと飲みに行く。
お酒が好きじゃないし、あまり飲めないのに付き合ってくれるらしい。
ハードロックの好きな彼に連れられて、名前通りハードロックカフェに。
・・・あんましあーゆー雰囲気が好きじゃないんだけど(年齢的にも)
しこたまビールを飲む。

これからの1週間のスケジュールの説明を受ける。私が来ているとはいえ
彼も1週間仕事をしない訳にはいかないので(いかないのか?)毎日
3〜4時間だけ仕事をしてからホテルに迎えに来てくれるらしい。

2時間ほどでホテルに戻る。いつもバカばっかり言ってる華系くんが
急にマジメな顔になってハグしてくれた。

『あー、ジャカルタに来たんだなー。華系くんと一緒にいるんだなー』

なんて浸っている間もなく、半ば押し倒された(笑)
マジメな華系くんって見たことなかったけど、Hでマジメな彼を見る
とも思わなかった。

好きな人と一緒に時間を過ごすって、やっぱいいなぁって感じた初日。

夜中、華系くんはホテルから約20分の所にあるらしい家に戻って行った。
私も移動の疲れでぐっすり寝た。
 

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