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長風呂に入り、最終チェックも終わったので一眠りしたら成田へ。

お風呂に入りながら考えた。半年ってやっぱり長いよな、と。
去年の12月に会ったっきりで、華系くんに言わせれば

『あっという間だったね。』

らしいが、私はちっともあっという間に感じなかった。
多分、1週間だってあっという間には感じないんだと思う。
この人それぞれの時間の流れに対する感覚って何なんだろうな。
過ぎていく時間はみんな一緒なのに、なんて考える。

『どこに行きたいか、何したいか1つ位は考えといてね。』

と何度も念を押されたんだけど・・・私はちっとも考えていない。
一緒にいられれば、どこにも行かずにまったりしてたっていい。
最近特に疲れやすい体になってしまった（年になってしまったか？）
私はバリみたいにあちこちに連れ回される方のがツライかもしれない。

まったりしてたいんだけどな。

いつもはとっくに寝ている時間に母親が起きている。
多分、ジャカルタに行く前に何か話がしたいんだろう、とリビングで
母親と一緒に一服。

『あのさ、今回ジャカルタに行ってみて良ければあっちに行っちゃうの？』

唐突な質問に驚いた。『う〜ん』と考える私に続ける。

『別にね、外人がイヤだっていう訳じゃないの。お母さんはねアンタが
もしあっちに行って犯罪にでも巻き込まれたり危険なコトがあるのが
いやなの。ただそれだけ。』

なかなか私以上に色々と考えてくれているらしい（笑）

『あのね、まだ付き合ったばっかりなの。インドネシアがどうとかの
問題じゃなくって彼自身を今まで以上に知るためにも行きたかった旅行
なのさ。だから結婚とかジャカルタに行くとかまだ考えてないよ。』

まぁね、考えてないっていうのは嘘になるかもしれないけど半分は正直
な今の気持ち。まだ分からない。
ジャカルタに行く前に母親とこんな話ができて良かった。最近、顔を
会わせると華系くんについてだったりインドネシアについてをあまり
良く言われなかったのでうんざりしていたところだった。

でも良く考えてみれば、今までの彼氏がどんな人かを分かってくれれば
（会わせたり）私以上に気に入ってくれたし、私の勝手で別れた時には

『あんたサイテ−』

と罵られたり（苦笑）私の唯一の長所は、オトコを見る目がある。と
母親に言われるとそれはそれでうれしい。だから日本人ではない彼に
動揺はしつつ、『この娘が選んだ彼氏だから悪い人ではないだろう』と
信頼しはじめてくれているのが分かる。

だから私はこれ以上親に心配をかけてはいけないんだ。

最初はギリシャ友のYさん＆Hさんも一緒にジャカルタに行く予定だった。
だけどYさんは大手旅行会社を突然退職し日本語教師の夜学へ。
Hさんも色々と予定が入り出して結局、今回は一緒に行くことができな
かった。

ジャカルタに行くことを母親に伝えた時は

『誰と行くの？まさか一人じゃないでしょ？？』

YさんとHさんと一緒だよ、ということで何とか安心してもらった。
でも二人とも行けなくなった時、最初はそのまま3人で行く事にして
出かけようと思ってたんだけど、一人になったことを伝えた。

華系くんの所へ一人で行くよりも、ジャカルタ（インドネシア）という
国に一人で行くことが相当心配らしかったが、知らない土地に一人で
行くよりは彼氏のいる場所に行くんだから少しは安心か。という気持ち
になったらしい。

今までもこれからの恋愛も、そして結婚も私は人生の先輩として女の
先輩として母親に相談するだろう。
そんな時、決まって母親は母親ではなくなる。女の先輩としての意見を
くれる。とてもありがたいし間違っていたことはない。

なんて考えてたら、華系くんに会いに行くのもただ単に『会いたいから』
じゃなくって色々と話したり確認してこなきゃならない旅行になるかな。

しかも、ちゃんと『お付き合いしましょ』ということになってから初めて
会うんです、今回。今までのお友達とは明らかに何かが違うんだろうな。

かなりわくわく（笑）

それでは一眠りして行って来ます。彼のPCはひらがな（漢字）入力が
できるから時間があったらジャカルタからも更新してみたい。

では来週、日本に戻ります、行って来ま〜す。