恋ではないのは確かなんだが(笑)

本日、部長お休みの金曜日。
後輩のまつは『ブラックフライデー』と呼んでいる。

2週間前の金曜日に大きなトラブルがあった。
約1ヶ月前の金曜日にも何かあったような気がする。

そして今日。

お客さんが呼んでるよ。

とパートさんのの声。
彼が指差す方向を見ると。

・・・

確かにどっから見ても893な人が手招きしている。

・・・また何かあったのか・・・

駆け足で行ってみた。
どうやらパートのおじちゃんの接客態度に問題が生じたようだ。
話を聞くと、どう考えてもこっちが悪い。

頭を下げるしかない。私はひたすら頭を下げた。

『あぁ?どーしてくれんだよ。社長を呼べ。
 ふざけんじゃねーぞ。』

どんどんヒートアップしていく。

私は客が持っていた傘で肩をつつかれた。
結構痛いんだな。

それでも謝るしかない。

少し落ち着いた所で、オフィスに案内した。
オフィスで幹部とバトンタッチ。

私は現場に戻り、休憩所にパートのおっちゃんを連れ込み
罵倒し続けた。

何故なら2週間前のクレームも彼が出したものだから。
自分の父親よりも更に年上で、自分よりも経験豊富なハズなのに
この人から得られるものは何もない。

『もう使えない、帰って下さい。』

と言いながら、自分の父親がこんな風じゃなくてよかったなんて
ワケの分からないことを考えながら、どうしていいもんだか分か
らない気持ちになる。

何だか心臓が痛い。

幹部も相当やられたらしく、現場の不祥事で迷惑をかけてしまった
ことを改めて謝りに行った。
クレーム処理がどれだけ神経と体力を使うのかを身をもって知って
いる私は、彼に申し訳ない気持ちでしかない。

で。彼の第一声は。

幹部:『やっぱりオマエは特攻隊長だな。』
私 :『何で?』
幹部:『あれだけオトコがいて、何でオマエがクレーム処理をしな
きゃならなかったんだ?だけどオマエがひたすら謝ったおかげで
少し気分がおさまったらしいぞ。言ってたから』
私 :『そうですか・・・そーいえば他の社員は何してたんだろう?』

現場に戻って社員を招集。

『あのさ、みんな何してたの?』

別の仕事をしていて気がつかなかった者が半数
ひたすら謝る私を影から見ていた者が半数

・・・影から見てんなよ。

それにしても傘でつっつかれながら、よく顔に出なかったなぁと
(ムッとした顔)
自分でも驚き。

最近、(うちを含めて)接客業に携わる人間を見ていると

『アンタ、その態度はないだろ』

という態度の悪い者と、

『こーでなくちゃね』

っていう模範的な態度の人間ってキッパリ分かれるような気がする。

とりあえず自分はお客の気分を損ねるような接客は何があっても
したくないし、それで給料をもらっているものとしてはしちゃいけ
ない。

で。

自分のこの部署の人間全員の態度を見直さなきゃいけない。
人が少ないからって、態度の悪いもの・態度を改めることのできない
者を置いといてはいけないんだ。

そんなことじゃこの不景気な世の中、一サービス業として生き残れ
ないだろう。

何か問題が大きすぎてモヤモヤした気持ちになってしまう。

未だに心臓が痛い。
 
 

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